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怪しい廃車業者に要注意!優良業者の見極め方と判断基準

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車を廃車にするときは、安心できる業者に依頼することが大切です。

悪徳な業者に依頼してしまうと、廃車手数料を高くとられてしまったり、買取額を後から減額されてしまうなど、損をしてしまうこともあります。

中には無許可で営業している廃車業者もあり、そのような怪しい業者に廃車を依頼した場合、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうこともあるので注意してください。

そこで本記事では、廃車を依頼する業者の選び方優良業者かどうか見極める判断基準を紹介します。

自動車整備士として車業界に15年以上携わり、修理の知識はもちろん車の売買からコーティングまで幅広い知識をいかして記事を執筆。国家資格の自動車整備士免許だけでなく、中古車査定士などの資格も取得しています。

目次

怪しい廃車業者に要注意!

自宅や駐車場に車を停めていたら、突然良く分からない業者や外国人に車を買取したいと言われたり、チラシが挟まっていた経験をした方も多いのではないでしょうか?

不要な車を買取してくれるなんてお得!と考えてしまいそうですが、そういった業者は無許可で営業している怪しい業者の可能性もあるので注意しましょう。

中古車の売買には古物商の許可が必要で、車の解体も自動車リサイクル法によって許可を得た登録業者しか行うことができません。

特に外国人の場合は許可が必要なことを理解していなかったり、一部では盗難車を解体して不正に輸出するなどの犯罪が絡んでいることもあります。

自分で解体業者に廃車を依頼する場合も同様で、怪しい業者に依頼しないよう業者選びは慎重に行いましょう。

怪しい業者に廃車を依頼してしまうと・・・?

許可の有無や廃車依頼後の処理については業者側の問題で、自分は関係ないと思うかもしれません。

しかし、万が一無許可で営業する業者に車を売却してしまった場合、不正な転売や輸出、不法投棄などが行われる可能性があるため、そうも言っていられない事態になることがあります。

例えば、適切な廃車手続きが行われず、必要な部品だけ取って不法投棄されれば、最終所有者に責任が問われることもあるでしょう。

また、廃車手続きが行われていないのですから、手元に車がないのにも関わらず、毎年自動車税が課税され続けることにもなります。

このように、車を処分する際には適切な業者を選ぶ義務が最終所有者にはあります。

業者選びを間違えれば、トラブルに巻き込まれる可能性も高いので、廃車の依頼は良く分からない怪しい業者に依頼せず、信頼できる業者に依頼することが大切です。

許可を得た業者か確認する方法

怪しい業者じゃないかな?と思った時は、まずその業者がしっかり許可を得た業者かどうか確認しましょう。

古物商の許可を得ている業者であれば、営業所毎の見える位置に標章を掲示する義務があります。もしホームページがあれば、許可番号も原則表示されているはずなので、そちらでも確認できます。

解体業の許可を得ているかについても同様で、営業所の標章やホームページをチェックしてみてください。ホームページの場合は、会社概要欄に記載されている場合が多いです。

また、古物商の許可業者は管轄の公安委員会、解体業者の場合は自動車リサイクルシステムというサイト内でも確認できます。

全ての登録業者が記載されているわけではないようですが、あわせてチェックしてみると良いでしょう。

自動車リサイクル法関連事業者一覧

怪しい業者じゃなくても廃車に費用はかからない!

廃車に費用がかかると思っている方はまだまだ多いですが、業者選びさえ間違えばければ費用がかかることはほとんどありません。

それどころか、車の購入時にリサイクル料金を払っていることもあり、今の時代はお金を貰って廃車することも多いです。

怪しい業者はそういった事情を知らない方を狙って、好条件に見せかけたアプローチをしてきます。

しかし、実際はそれほど好条件であることはなく、わざわざリスクを冒してまで怪しい業者に売却する必要はありません。

正規の手続きを経て営業している業者に依頼しても、おそらく同程度の条件で廃車ができるでしょう。

特に廃車を専門的に買取している業者は中古車としての価値だけでなく、パーツや資源、海外への輸出も視野に入れて買取をしてくれるのでおすすめです。

一般的な買取店で0円という査定が出た車でも諦める必要はなく、一度査定を受けてみてから判断してみると良いかもしれません。

とはいえ、どこに依頼しても良い条件で廃車ができるわけではありません。

しっかりと許可を得て営業している業者であっても、安く買取できればそれだけ利益に繋がるため、廃車時に受け取れる税金などの還付金を曖昧にしたり、余計な手数料を請求する業者もいます。

ですから、トラブルを回避して安く買い叩かれないためにも、優良な廃車業者かどうかを見極めるポイントを知っておきましょう。

ここからは、廃車を依頼する際の業者選びについて紹介していきます。

優良な廃車業者を見極める判断基準

優良な廃車業者かどうか見極めるポイントは、

  • 廃車料金がかからないことが明記されている
  • 還付金やキャンセル料などの事前説明がある
  • 廃車を証明する書類を送付してくれる

という3つです。

廃車料金がかからないことが明記されている

廃車をするには、陸運局で一時抹消登録や永久抹消登録、もしくは輸出抹消仮登録のいずれかをする必要があります。

これらの手続きの代行手数料がかかる業者もあるため、廃車料金がかからないことが明記されていると安心して利用できます。

また、廃車にする車は車検切れや故障により自走できない場合が多いので、引き取りは基本的にレッカー車で行います。

引き取り時のレッカー代も優良な廃車業者は無料で行ってくれるはずです。

レッカー車が入れない場所に車を保管している場合は料金がかかることもあるので、念のため確認はしておきましょう。

還付金やキャンセル料などの事前説明がある

車を廃車にする際は、自動車税や重量税、自賠責保険などの還付が受けられます。

この還付金については一時抹消登録なのか永久抹消登録なのかによっても違いがあり、やや分かりにくい部分です。

実際に何がいくら戻ってくるのかの内訳や、買取額に含まれているかなどの説明を事前に説明してくれる業者は優良な業者といえるでしょう。

還付金についての説明がなく曖昧な場合、本来受け取れるはずの還付金を誤魔化している可能性があるので注意してください。

また、廃車買取は実車査定の必要がない場合も多いため、電話などで買取額が決定し、買取を依頼するとレッカー車の手配を行います。

そういった仕組み上の理由もあり、買取依頼後にキャンセルすると手数料がかかることも多いです。

キャンセル料はトラブルになることも多いので、事前に説明があるかどうかは確認しておきましょう。

廃車を証明する書類を送付してくれる

廃車業者を選ぶ際には、必ず廃車を証明する書類が確認できるところを選びましょう。

任せるだけでその後どうなったか分からないという状況であれば、本当に廃車の手続きが終わったのか確認できません。

正規の手続きを行う業者であれば一時抹消や永久抹消に関わらず、何かしらの形で廃車を証明できる書類は出せるはずです。

もし確認する書類が貰えないという場合は、その業者に依頼するのはやめた方が良いでしょう。

また、廃車買取業者では必ずしも車の解体を行うわけではなく、輸出などで車をそのまま再利用する場合もあります。

いずれにせよ自動車税の課税は止まるためどちらでも問題はないですが、どのような手続きが行われるか気になる方は聞いておくと良いかもしれません。

廃車にするなら廃車本舗がおすすめ!

廃車本舗
画像出典:廃車本舗

廃車を依頼する業者が決まっていないなら、廃車本舗がおすすめです。廃車買取業者は何社もありますが、そのほとんどが解体する場合は外部に委託しています。

外部委託する場合は当然手数料がかかりますが、廃車本舗は自社で解体工場を保有しているため、余計な手数料がかかりません。

また、海外への輸出ルートも豊富なので、海外需要のある車の高価買取にも期待できます。

廃車費用やレッカー代は無料ですし、全国対応可能なので、最もおすすめできる廃車買取業者といえるでしょう。

買取額はすぐに分かるので、ぜひ一度見積りを依頼してみてください。

その他の廃車買取業者と比較して決めたいという方は、下記の記事にそれぞれの特徴や比較表をまとめてあります。興味のある方は廃車業者選びの参考にしてみてください。

まとめ

怪しい買取業者に廃車を依頼すると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう場合があるので注意してください。

今の時代、業者選びさえ間違えなければ廃車に費用がかかることは基本的にありません。

それどころか買取して貰える場合も多いので、良く分からない怪しい業者に廃車や買取を依頼しないようにしましょう。

また、廃車の買取は基本的に廃車を専門的に扱う業者がおすすめですが、車種や車の状態によっては他の方法で売却したほうが高く売れる場合もあります。

車が動かない、車検が切れているというのはそれほど問題ではないので、損をしない売却方法を選択しましょう。

詳しくは下記の記事でも解説しているのであわせてチェックしてみてくださいね。

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自動車整備士として車業界に15年以上携わり、修理の知識はもちろん車の売買からコーティングまで幅広い知識をいかして記事を執筆。国家資格の自動車整備士免許だけでなく、中古車査定士などの資格も取得しています。

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